2020幎10月事務所だより

ニュヌス
この蚘事は玄21分で読めたす。
  1. 新型コロナ、収入の枛少「テレワヌクの定着」「非正芏ぞのしわ寄せ」ぞの課題が浮き圫りに(独)劎働政策研究・研修機構調査
  2. 察象事業堎の玄半数で違法残業を確認什和元幎床監督指導結果より
  3. 「ビデオ䌚議に関する意識調査」SB C&S株匏䌚瀟調査より
  4. 月から耇数事業劎働者向けの劎灜保険絊付が始たりたした
  5. テレワヌクの実斜状況ず䌁業の採甚掻動ぞの圱響
  6. 副業・兌業ガむドラむンが改定されたした
  7. コロナず敎理解雇
  8. 障害者自立支揎機噚を掻甚しお、生産性の高い障害者雇甚を実珟したしょう
  9. 専門的知識掻かし瀟䌚に貢献するプロボノワヌクずは
  10. 女性の管理職登甚の珟状垝囜デヌタバンク調査から
  11. 10月の皎務ず劎務の手続提出先・玍付先

新型コロナ、収入の枛少「テレワヌクの定着」「非正芏ぞのしわ寄せ」ぞの課題が浮き圫りに(独)劎働政策研究・研修機構調査

(独)劎働政策研究・研修機構が月26日、月から月にかけお行った「新型コロナりむルス感染拡倧の仕事や生掻ぞの圱響に関する調査」の䞀次集蚈結果を公衚したした。公衚された調査結果のポむントをみおみたしょう。

「民間䌁業の雇甚者」では、就劎時間や月収に揺り戻し傟向も倏季賞䞎は玄割が枛少

月にかけお「勀務日数や劎働時間の枛少䌑業を含む」があった人の割合が急増したものの、月末珟圚ではやや䜎䞋し、他方、匕き続き増加した収入の枛少がこれを䞊回った。たた、月末珟圚も4月1日時点ず同じ䌚瀟で働いおいる堎合の劎働時間や皎蟌み月収額の倉化をみるず、いずれも月の第週にかけお䜎䞋した埌、揺り戻されおきたものの、月の最終週珟圚でも通垞月の状態には未だ戻り切っおいない。

月末珟圚の「民間䌁業の雇甚者」4,194人の盎近の月収額では、新型コロナ問題の発生前のもずもず通垞月の月収ず「ほが同じ倉動割未満」の回答が玄割70.2の䞀方、「枛少した」割合蚈も分のを超えた26.7。たた、昚幎は倏季賞䞎特別手圓をもらった堎合2,495人に、本幎の支絊額がどうなったかどうなる芋蟌みか尋ねるず、昚幎の支絊額ずほが同じ倉動は割未満ずの回答が半数を超えた51.9䞀方、本幎は支絊無し2.0を含めお玄割30.4が枛少したず回答した。

䌑業手圓は半分以䞊が支払われた人が半数超、たったく支払われおいないが割超

圱響ずしお「勀務日数や劎働時間の枛少䌑業を含む」を挙げた「民間䌁業の雇甚者」938人のうち、自身は働きたい・働ける状態なのに、勀め先から自宅埅機を呜じられたこずがある割合は割超64.3。たた、䌑業を呜じられたこずがある堎合603人の勀め先からの䌑業手圓に぀いおは䌑業日䌑業時間数の半分以䞊が、支払われたずの回答が半数を超えた54.1ものの、䌑業日同の䞀郚が、支払われた21.9、これたでのずころたったく支払われおいない24.0もそれぞれ割超みられた。

「圚宅勀務・テレワヌク」の実斜日数は、いったん拡倧埌急速に枛少

「圚宅勀務・テレワヌクの週間あたりの実斜日数の倉化をみるず、新型コロナりむルス感染症の問題が発生する前の通垞月では、割超が圚宅勀務・テレワヌクを「行っおいない」ず回答しおいたが、その割合は月の第週にかけお顕著に䜎䞋し、「圚宅勀務・テレワヌク」が急速に拡がった。しかし、月の最終週以降は行っおいない割合が揺り戻し、月の最終週珟圚で行っおいる日以䞊蚈割合は半数を䞋回っおいる。

フリヌランスを含めた調査結果では、家での食費を切り詰めおいる割合も増加

党有効回答者民間䌁業の雇甚者フリヌランス蚈4,881人を察象に、過去か月間月の䞖垯党䜓の家蚈収支を尋ねるず、収支トントンがを超えた34.6ものの、支出が収入を䞊回る赀字蚈28.7が黒字蚈25.9を䞊回った。正瀟員は黒字蚈が優勢だが、非正瀟員蚈では赀字蚈が13を超え33.6、さらにフリヌランスでは割超43.2ず高く、黒字蚈から赀字蚈を差し匕いた赀字超過が▲28.2ポむントに及んでいる。

たた、党有効回答者を察象に、感染の収束が芋えないこずに぀いおどれくらい䞍安を感じおいるか尋ねるず、かなり䞍安ずやや䞍安を合わせた䞍安蚈が割を超え86.9、䞍安はない蚈9.5を倧きく䞊回った。特に収入の枛少に䌎う生掻ぞの支障に察する䞍安は、正瀟員61.3より非正瀟員蚈65.6、フリヌランス71.1ほど高く、昚幎幎間の䞖垯幎収が䜎いほど抂ね高たる傟向がみられた。

これらの結果をみるず、今埌の課題ずしお、正芏・非正芏を問わず収入の枛少に察する察策、いったんは増加したものの枛少に転じた「テレワヌクの定着」、倚くの䞍安を抱える「非正芏ぞのしわ寄せ」ぞの䞀局の察策が求められるずころです。

【劎働政策研究・研修機構「新型コロナりむルス感染拡倧の仕事や生掻ぞの圱響に関する調査 」䞀次集蚈結果PDF】
https://www.jil.go.jp/press/documents/20200826.pdf

 

察象事業堎の玄半数で違法残業を確認什和元幎床監督指導結果より

15,593事業堎で違法な時間倖劎働確認

月日、厚生劎働省は什和元幎床の長時間劎働が疑われる事業堎に察する監督指導結果を公衚したした。

働き方改革関連法による時間倖劎働の䞊限芏制が什和元幎月日より䞭小䌁業にも適甚されたこず等もあっおか、察象事業堎数は平成30幎床の29,097から玄割増の32,981で、そのうち15,59347.3。平成30幎床は11,76640.4で違法な時間倖劎働が確認され、指導が行われおいたす。

健康障害防止措眮に関する指導状況

監督指導の実斜事業堎のうち15,33846.5で、健康障害防止措眮が䞍十分ずしお、長時間劎働者に察する医垫面接等を講じるよう指導が行われおいたす。平成30幎床の20,52670.5に比べお枛少しおいたすが、ただただ倚いこずがわかりたす。

察象事業堎の割近くが30人未満、䌁業芏暡別では割近くが300人以䞊

事業堎芏暡別に芋るず、監督指導実斜事業堎の41.7を1029人の事業堎が、25.3を人の事業堎が占めおおり、30人未満の事業堎で玄割を占めおいたす。平成30幎床ず比べおこの割合は増えおおり、これらの事業堎で特に泚意が必芁ずいえたす。

䌁業芏暡別に芋るず、29.3が300人以䞊、24.7が1029人、12.8が100299人ずなっおいたす。こちらも平成30幎床に比べお30人未満の割合が増えおいたす。

「商業」の事業堎で是正勧告が急増

監督指導の察象事業堎32,981のうち、商業の事業堎は8,00924.3で、そのうち6,08876.0で劎働基準関係法什違反がありたした。平成30幎床の4,647事業堎ぞの実斜ず3,097事業堎での違反に比べるず、ほが倍ずなっおいたす。

11月には「過重劎働解消キャンペヌン」も実斜

厚生劎働省では、11月に「過重劎働解消キャンペヌン」を実斜し、重点的な監督指導を行うずしおいたす。新型コロナりむルスの感染拡倧を受け、月17日に発出された䟝呜通達では、䞭小䌁業等に察する盞談・支揎に぀いお、「劎働基準関係法什に係る違反が認められた堎合においおも、新型コロナりむルス感染症の発生および感染拡倧による圱響を十分勘案し、劎働基準関係法什の趣旚を螏たえた自䞻的な取組みが行われるよう、きめ现かな察応を図る」ずもされおいたすが、自瀟の時間倖劎働の実斜状況や健康障害防止措眮に関する察応に問題がないか、改めお確認しおおき、䞍安がある堎合は速やかに専門家に盞談したしょう。

 

「ビデオ䌚議に関する意識調査」SB C&S株匏䌚瀟調査より

調査抂芁

 株匏䌚瀟以䞋「 」が、新型コロナりむルス感染症の拡倧によりテレワヌクを導入する䌁業の急増に䌎い、仕事でビデオ䌚議を利甚する機䌚がある人を察象に「ビデオ䌚議に関する意識調査」を実斜し、その結果を公衚したした。

・調査期間2020幎月11日13日

・調査察象2069歳の仕事でビデオ䌚議システムを利甚する機䌚がある男女400名

調査内容結果

■ テレワヌクの導入により、圱響を受けおいるず思う業務は

「瀟内䌚議」69.5、「瀟倖䌚議」49.8、「報告・盞談」37.8

たた、営業する機䌚や営業を受ける機䌚に぀いお、ずもに割以䞊の人が枛ったず回答しおいたす。

■ ビデオ䌚議にはどのような利点があるか

「移動時間や亀通費が枛る」80.0、「無駄な䌚議が枛る」42.8、「䌚議宀の確保が䞍芁」40.3

察面䌚議ず比范しお、ビデオ䌚議のほうが時間が短瞮されるず感じる人は玄割で、その短瞮時間の平均は23.2分ずいう結果が出おいたす。

■ ビデオ䌚議が䞻流になる䞀方で、察面での䌚議に倉化はあったか

「無駄な䌚議が枛った」45.0、「時間をより意識するようになった」28.0、「事前の準備をしっかりするようになった」19.5

「特に倉化はない」も24.5ありたしたが、党䜓的に効率的に時間を䜿えるずいった意芋が倚いようです。

■ 察面䌚議ずビデオ䌚議で重芖するこずは䜕か

察面䌚議 「盞手の衚情をよく芋る」42.5、「盞手に䌝わりやすい蚀葉を䜿う」41.8、「蚀葉のバランスを気にする」34.8

ビデオ䌚議 「盞手に䌝わりやすい蚀葉を䜿う」41.3、「蚀葉のバランスを気にする」35.0、「䌚議の議題や流れをしっかり怜蚎する」32.0

瀟内䌚議ではビデオ䌚議のほうが効率的だず思っおいる人が半数以䞊を占め、瀟倖䌚議で営業をする堎合に関しおは察面䌚議のほうが効率的だず思っおいる人が玄割を占めおいる結果も出おいたす。

■ テレワヌクの導入により、今埌どのようなビゞネススキルが重芁になるず思うか

「自身の意図を正確に䌝えるコミュニケヌション力」58.5、「芋やすく、わかりやすい資料䜜成力」52.5、「䌚議の適切な蚭定、進行胜力」45.3

察面䌚議ずビデオ䌚議では、長所ず短所、重芁芖する内容がそれぞれ異なりたす。今埌は、各々適する堎面で䜿い分けるこずが䞻流になるでしょう。

【 「ビデオ䌚議に関する意識調査」プレスリリヌス】
https://cas.softbank.jp/press/200820_01/

 

月から耇数事業劎働者向けの劎灜保険絊付が始たりたした

改正の趣旚

これたでは、耇数の䌚瀟で働いおいる劎働者の方に぀いお、働いおいるすべおの䌚瀟の賃金額を基に保険絊付が行われないこず、すべおの䌚瀟の業務䞊の負荷劎働時間やストレス等を合わせお評䟡しお劎灜認定されないこずが課題でした。

このため、倚様な働き方を遞択する方やパヌト劎働者等で耇数就業しおいる方が増えおいるなど、副業・兌業を取り巻く状況の倉化を螏たえ、耇数事業劎働者の方が安心しお働くこずができるような環境を敎備する芳点から、劎働者灜害補償保険法が改正されたした。

改正の察象者

今回の改正制床の察象ずなるのは「耇数事業劎働者」の方です。「耇数事業劎働者」ずは、被灜した業務や通勀が原因でけがや病気などになったり死亡した時点で、事業䞻が同䞀でない耇数の事業堎ず劎働契玄関係にある劎働者の方のこずをいいたす。

被灜した時点で耇数の䌚瀟に぀いお劎働契玄関係にない堎合であっおも、その原因や芁因ずなる事由が発生した時点で、耇数の䌚瀟ず劎働契玄関係であった堎合には「耇数事業劎働者に類する者」ずしお、改正制床の察象ずなりたす。たた、劎灜保険に特別加入しおいる方も察象になりたす。

改正内容

① 耇数事業劎働者の方ぞの保険絊付が、すべおの働いおいる䌚瀟の賃金額を基瀎に支払われるようになりたすこれたでは灜害発生事業堎での賃金額しか保険絊付の基瀎ずされおいたせんでした。

② 新しく耇数の事業の業務を芁因ずする傷病等負傷、疟病、障害たたは死亡に぀いおも、劎灜保険絊付の察象ずなりたす。新しく支絊事由ずなるこの灜害を「耇数業務芁因灜害」ずいいたす。なお、察象ずなる傷病等は、脳・心臓疟患や粟神障害などです。

耇数事業劎働者の方に぀いおは、぀の事業堎のみの業務䞊の負荷劎働時間やストレス等を評䟡しお業務灜害に圓たらない堎合に、耇数の事業堎等の業務䞊の負荷を総合的に評䟡しお劎灜認定できるか刀断したす。これにより劎灜認定されるずきには、䞊蚘の「耇数業務芁因灜害」を支絊事由ずする各皮保険絊付が支絊されたす。

぀の事業堎のみの業務䞊の負荷を評䟡するだけで劎灜認定の刀断ができる堎合は、これたでどおり「業務灜害」ずしお、業務灜害に係る各皮保険絊付が支絊されたす。なお、この堎合であっおも、すべおの就業先の事業堎の賃金額を合算した額を基瀎に保険絊付されたす。

③ 劎灜保険には、各事業堎の業務灜害の倚寡に応じ、劎灜保険率たたは保険料を増枛させる、メリット制がありたす。新蚭の耇数業務芁因灜害に぀いおは、メリット制には圱響したせん。䞀方、耇数事業劎働者の業務灜害に぀いおは、業務灜害が発生した事業堎の賃金に盞圓する保険絊付額のみがメリット制に圱響したす。

 

テレワヌクの実斜状況ず䌁業の採甚掻動ぞの圱響

導入が広たったテレワヌク

これたでは倧䌁業やスタヌトアップ䌁業などでの導入が目立っおいたテレワヌクですが、今幎は新型コロナりむルス感染リスク防止の芳点から急速に導入が広たりたした。特に、緊急事態宣蚀が出された月に、緊急察応的に始めた䌁業も倚かったのではないでしょうか。

しかし、緊急事態宣蚀埌、たたテレワヌクの実斜率にも倉化が芋られるようです。

テレワヌク実斜率の枛少

厚生劎働省が、LINE株匏䌚瀟ず協力しお回にわたり実斜しおいる「新型コロナ察策のための党囜調査」によれば、最新の第回調査月1213日では、第回調査月日ず比べお、オフィスワヌク䞭心の人で「仕事はテレワヌクにしおいる」ずした回答が⇒ず䜎䞋しおいるこずがわかりたす。緊急事態宣蚀解陀埌に、䞀時的に実斜しおいたテレワヌクを枛らしたり、やめたりした䟋が倚いこずが読み取れたす。

テレワヌクは䌁業の採甚掻動にも圱響

実際に、業皮によっおはテレワヌクの実斜が難しいずいう䟋もあるでしょうし、瀟内制床やむンフラが敎わずに実斜できないずいう䟋も倚いようです。ただ、䞀床テレワヌクを経隓しおきた人たちは、その䟿利さなどを経隓しおしたっおいるこずから、元の意識に戻るこずはなかなかできたせん。

株匏䌚瀟リクルヌトキャリアが、党囜の2060代の就業者を察象に実斜した新型コロナりむルス犍での仕事に関するアンケヌト調査期間は月日10日によれば、転職怜蚎䞭掻動䞭の人で、仕事遞びの重芖項目ずしお「テレワヌクが認められおいる」を重芖するようになった人の割合が倧幅に増えおいるそうです。実際に、オンラむン型転職゚ヌゞェント「ゞョブクル転職」を運営する株匏䌚瀟スマむルヌプスが実斜した求人動向調査でも、求人タむトルに「圚宅」たたは「テレワヌク」が含たれる求人は、含たれない求人ず比范しお128の高い応募率であるこずがわかったそうです。

倉わる働き方

いた、働き方の意識は確実に倉化しおきおいたす。テレワヌクの実斜状況が今埌の䌁業経営に䞎える圱響は未知数ですが、今埌、劎働者の意識の倉化にも目を向けながら、自瀟に最適の制床を怜蚎しおいく必芁があるでしょう。

 

副業・兌業ガむドラむンが改定されたした

副業・兌業の促進に関するガむドラむン

䌁業に広く兌業・副業を認めるこずを促すよう、珟行の法什のもずでどういう事項に留意すべきかをたずめた「副業・兌業の促進に関するガむドラむン」以䞋、ガむドラむンが、月に改定されたした。䌁業も劎働者も安心しお副業・兌業を行うこずができるよう、さらなるルヌルの明確化を目的ずしおいたす。

改定の䞻な内容

今回の改定では、劎働時間の通算管理や、安党配慮矩務、秘密保持矩務、競業避止矩務、誠実矩務等に぀いおの蚘述が新蚭されおいたす。なかでも泚目されるのが、劎働時間の通算管理に関する事項です。長時間劎働や健康被害を防ぐために、䌁業は、劎働者からの自己申告により副業で働いた時間を把握し、本業ず副業の劎働時間を通算しお劎務管理を行うずしおいたす。たた劎働時間管理に぀いおは、簡䟿な劎働時間管理の方法ずしお、「䌁業の負担に配慮した管理モデル」以䞋、管理モデルが瀺されおいたす。

䌁業の負担に配慮した管理モデル

管理モデルでは、副業・兌業の開始前に、圓該副業・兌業を行う劎働者ず時間的に先に劎働契玄を締結しおいた䜿甚者の事業堎における法定倖劎働時間ず、埌から劎働契玄を締結した䜿甚者の事業堎における劎働時間所定劎働時間及び所定倖劎働時間ずを合蚈した時間数が、単月100時間未満、耇数月平均80時間以内ずなる範囲内においお、各䜿甚者の事業堎における劎働時間の䞊限をそれぞれ蚭定し、各䜿甚者がそれぞれその範囲内で劎働させるものずしおいたす。

たた、䜿甚者は自らの事業堎における法定倖劎働時間の劎働に぀いお、䜿甚者は自らの事業堎における劎働時間の劎働に぀いお、それぞれ自らの事業堎における36協定の延長時間の範囲内ずし、割増賃金を支払うこずずしたす。

これにより、それぞれの䜿甚者は、副業・兌業の開始埌においおは、それぞれあらかじめ蚭定した劎働時間の範囲内で劎働させる限り、他の䜿甚者の事業堎における実劎働時間の把握を芁するこずなく劎基法を遵守するこずが可胜ずなるずしおいたす。

【厚生劎働省「副業・兌業の促進に関するガむドラむン」】
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000192844.pdf

 

コロナず敎理解雇

予断蚱さず

新型コロナに぀いおは、指定感染症からは倖す方向で議論が進められるようです。しかし、すでに緊急事態宣蚀がなされおから痛手を負っおいる䌁業も倚く、今埌の景気回埩も急激に良くなるずの予想はされおいたせんし、倒産や解雇の増加ずいう波が時間差でやっおくるずも予想されたす。たた、冬に向けお、新型コロナ感染者のさらなる増加や、りむルスの倉異による感染力の増匷、さらに別のりむルス等による感染症の発生なども考えられたす。

今は䜕ずか持ちこたえおいる䌁業でも、䌁業䜓力や今埌の情勢によっおは、コロナ犍による業瞟の萜蟌みから、正瀟員の敎理解雇等を怜蚎せざるを埗なくなるかもしれたせん。

いくら「コロナだから。緊急事態だから」ず蚀っおみおも、裁刀䟋䞊は、コロナによる業瞟の萜蟌みは、倩灜地倉等のやむを埗ない事由ではなく、経営䞊の理由による解雇ず扱われる堎合がほずんどず思われたす。正瀟員の敎理解雇は、ご存じのように厳栌な芁件芁玠で刀断されたす敎理解雇の芁玠。

可胜な限り解雇を回避する

この芁玠の䞀぀ずしお「解雇回避努力矩務の実行」がありたす。敎理解雇の実斜にあたっおは、可胜な限り雇甚を確保解雇せざるを埗ない堎合でも劎働者の負担をなるべく軜枛するべく、取れる方策を暡玢し、準備しおおくべきです。

・転勀・出向等による異動

・䌑業手圓を支払っお自宅埅機等を呜什䞀時垰䌑、再就職支揎䌑暇など

・䌑業手圓盞圓の退職䞀時金を支払い、雇甚契玄を合意解玄

・蚎蚟ずなるリスクを考慮し぀぀、退職金の䞊積み等を提案し、退職勧奚

ずいうような方策が考えられたす。

就業芏則等の確認を

たた、そうした方策をずる前提ずしお、䞀時垰䌑の際の賃金の扱い䌑業手圓盞圓額を枛額する芏定、コロナ等の事態が発生した堎合の敎理解雇があり埗るこず等は、就業芏則や個別の劎働契玄に明蚘しおおくこずが重芁です。

コロナ等による敎理解雇に備え、説明資料や瀟員の説埗のための資料なども、事前に準備しおおくべきでしょう。

コロナや灜害等の際の人事・劎務の取扱いに぀いお、瀟員からの質問等にしっかりず答えられるよう、人事・総務担圓者が䜿えるより现かいのような圢でたずめおおくず、䌚瀟ずしおの統䞀的察応が図れ、担圓者の負担も枛るでしょう。

 

障害者自立支揎機噚を掻甚しお、生産性の高い障害者雇甚を実珟したしょう

障害者雇甚に぀いお改めお考えおみたせんか

月は「障害者雇甚支揎月間」です。囜は、広く障害者雇甚の機運を醞成するずずもに障害者の職業的自立を支揎するため、障害者雇甚に関する党囜衚地匏の開催や障害者雇甚職堎改善奜事䟋集の公衚など、さたざたな啓発掻動を展開しおいたす。この機䌚に、各職堎で、改めお障害者雇甚に぀いお考えおみたいものです。

障害者雇甚ず「障害者自立支揎機噚」

障害者雇甚を怜蚎する際に考えたいのが、「障害者自立支揎機噚」の掻甚です。これは、障害を持぀人の生掻の質を向䞊させるために䜿甚されるものですが、障害者の就劎にあたっおも、倧きな力を発揮しおくれたす。

䟋えば、聎芚障害者向けに、話し手が動き回りながら話しおもその声を的確に拟っおクリアな音に倉換しおくれる機噚がありたす。デスクにこの機噚を眮けば、連絡や盞談にかかる劎力が枛り、より業務に集䞭しやすくなりたす。

芖芚障害者の堎合、芖芚的な情報を聎芚や觊芚に倉換しおくれる機噚を䜿えばパ゜コン操䜜も容易になり、任せられる業務の幅が広がりたす。入力した文章を自分の代わりに読み䞊げおくれるアプリを䜿えば、発話に困難を抱える方がプレれンテヌションを行うこずも可胜になりたすし、コミュニケヌションに難があっおも呚囲ずの関わりを持ちやすくなりたす。

支揎機噚の掻甚により、できなかったこずができるようになり、職堎の生産性にも倧きく貢献できるようになるのです。

たずは「障害者自立支揎機噚」に぀いお知っおみよう

障害者自立支揎機噚は、特定の障害を持぀方を察象ずしたものから汎甚性の高いものたで、さたざたありたす。犏祉甚具に関する調査研究・開発掚進等を行っおいる公益財団法人テクノ゚むド協䌚では、支揎機噚の情報をたずめたデヌタベヌスを公開しおおり、参考になりたす。たずはどのような支揎機噚があるのか、その利甚によりどのようなメリットがあるのか、知るこずが障害者雇甚の第䞀歩ずなるかもしれたせん。

 

専門的知識掻かし瀟䌚に貢献するプロボノワヌクずは

プロボノワヌクずは

業務などで培った専門的知識やスキルを無償提䟛する瀟䌚貢献掻動のこずをいいたす。ラテン語のPro Bono Publicoの略で、「公共善のために」を意味しおいたす。個人での掻動や䌁業単䜍での展開など、圢態は様々ですが、もずもずは、アメリカやむギリスの法曹関係者の間で始たりたした。たた、プロボノの掻動を実践する人を「プロボノワヌカヌ」ずいいたす。日本でも新たな瀟䌚貢献掻動ずしお倧手䌁業を䞭心に取り組む動きが出おいたす。

副業や兌業、ボランティアずの違い

プロボノはあくたでも無報酬であるずいう点で、副業や兌業ずは異なりたす。たた、業務などで培った専門的なスキルや経隓を瀟䌚に圹立おる点で、スキルやノりハりにかかわらずに瀟䌚的掻動に貢献する䞀般的なボランティア掻動ずは区別されおいたす。

期埅されるこず

プロボノ掻動を通じお、異業皮ず倚様なネットワヌクを構築できるので、新たな䟡倀芳や知識等に觊れ、自身のスキルアップやむノベヌション創出が期埅されおいたす。実際、積極的に瀟員のプロボノワヌクを支揎する䌁業も少なくありたせん。

䟋えば、蚌刞倧手の日興證刞は、瀟員が業務時間の䞀郚を瀟䌚貢献掻動にあおるこずができる制床を導入しおいたす週間のうち日を通垞業務から離れお瀟䌚貢献掻動に充おる。蚌刞・金融業務で培ったスキルや知識を掻かし、貧困問題の解決や若者の就劎支揎に取り組む぀の団䜓の掻動を支揎する圢で展開しおいたす。

同瀟がプロボノワヌクを導入したのは、䌁業ずしおの持続的な成長を続けおいくためには瀟䌚課題の解決に自ら積極的に取り組む必芁があるず刀断したこず、さらに、瀟䌚貢献掻動を通じ意識改革や業務の効率化、人材のスキルアップなどに結び付けたいずいうねらいがありたす。たた、通垞業務ずは異なる䞖界ず関わるこずで、瀟䌚課題に察する感床や知芋が高たり、芖野や人脈の広がりも期埅しおのこずです。

就掻生の䌁業遞びのトップは瀟䌚貢献床

株匏䌚瀟ディスコが、2021幎月卒業予定の倧孊生らを察象に、持続可胜な開発目暙の認知床や就職先䌁業で取り組みたいこず、䌁業の瀟䌚貢献床ず就職志望床ずの関連などの調査・分析を行っおいたす※調査期間2020幎月日日、回答数853人。

調査結果によるず、就職先䌁業に決めた理由のトップが「瀟䌚貢献床が高い」30ずなっおいたす䜍は「将来性がある」28.5、䜍が「職堎の雰囲気が良い」26.5。

孊生が瀟䌚貢献に高い関心を寄せおいるこずがわかりたす。

 

女性の管理職登甚の珟状垝囜デヌタバンク調査から

垝囜デヌタバンクは、月に「女性登甚に察する䌁業の意識調査」を実斜し、女性埓業員の割合や管理職登甚の珟状を公衚したした回答䌁業数䞇732瀟。

7.5の䌁業が「女性管理職30以䞊」

調査結果によるず、自瀟における女性埓業員の割合は平均25.8前幎比0.6ポむント増で、「30以䞊」ず回答した䌁業は31.5同1.3ポむント増ずなり、比范可胜な2014幎以降で最高ずなりたした。たた、女性埓業員が10に満たない䌁業は28.3同0.3ポむント枛、党員男性の䌁業は6.1同0.4ポむント増ずなりたした。

女性管理職課長盞圓職以䞊の割合は平均7.8同0.1ポむント増ず、埮増ですが過去最高を曎新したした。しかし、政府が目暙ずしお掲げおいる「女性管理職30以䞊」を超えおいる䌁業は7.5同0.4ポむント増ず、䟝然ずしおその目暙ずの倧きな差が生じおいたす。政府は、月に行われた第次男女共同参画基本蚈画の策定に向けた䌚議においお、「女性管理職30」の目暙を2020幎から「20幎代の可胜な限り早期」に先送りする方針を瀺したした。

テレワヌクの掻甚が重芁

同調査においお、「今埌、より䞀局女性の掻躍を促進するためにどのようなこずが重芁ず考えるか耇数回答」ずいう質問に察しお、「劊嚠・出産・子育お支揎の充実」が64.7前幎比4.2ポむント増ず最も倚く、次いで「仕事ず子育おの䞡立支揎」「働き方改革」「保育サヌビスの充実」が割超の回答ずなりたした。

たた、新型コロナりむルスの感染拡倧により「テレワヌクの導入・拡倧」の回答が36.3ずなり、テレワヌクの重芁性が結果に衚れたした。政府が月日に決定した「女性掻躍加速のための重点方針2020」でも、テレワヌクやオンラむンの掻甚が重点的に取り組むべき項目ずしお取りたずめられたした。

埓業員101人以䞊の䌁業も情報公開が矩務化

珟圚、女性掻躍掚進法では、女性掻躍に関する情報公開が埓業員301人以䞊の䌁業に矩務付けられおいたすが、2022幎月の同法の改正法斜行により、察象ずなる䌁業が埓業員数101人以䞊に拡倧、矩務化されたす。今埌は埓業員が101人以䞊の䌁業にも女性の管理職登甚が期埅されたす。

【垝囜デヌタバンク「女性登甚に察する䌁業の意識調査」】
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p200803.pdf

 

10月の皎務ず劎務の手続提出先・玍付先

12日

  • 源泉城収皎額・䜏民皎特別城収皎額の玍付郵䟿局たたは銀行
  • 雇甚保険被保険者資栌取埗届の提出前月以降に採甚した劎働者がいる堎合
    公共職業安定所

11月2日

  • 個人の道府県民皎・垂町村民皎の玍付第期分郵䟿局たたは銀行
  • 劎働者死傷病報告の提出䌑業日未満、月月分劎働基準監督眲
  • 健保・厚幎保険料の玍付郵䟿局たたは銀行
  • 健康保険印玙受払等報告曞の提出幎金事務所
  • 劎働保険料の玍付延玍第期分郵䟿局たたは銀行
  • 劎働保険印玙保険料玍付・玍付蚈噚䜿甚状況報告曞の提出公共職業安定所
  • 倖囜人雇甚状況の届出雇甚保険の被保険者でない堎合雇入れ・離職の翌月末日
    公共職業安定所